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たけのこ138号「教育長の挨拶」お詫びと修正


たけのこ138号「教育長の挨拶」お詫びと修正 拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 日頃より岩子連の諸活動をご理解ご支援いただき誠にありがとうございます。 当団体よりご案内させていただいておりました機関紙たけのこの一部掲載内容に誤りがございました。

謹んでお詫び申し上げます。 正しい内容は下記の通りです。 大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

やろうと思えば何でもできる

 私の教え子で斉木あゆみさんという子がいます。生まれたときから両耳が全く聞こえません。お母さんは、あゆみさんの将来を心配して、親がいなくなっても一人で生活していくことができるように、普通の勉強はもちろんですが、手話をはじめ相手の口の動きを見て読み取る技術や声を出す方法など、厳しい訓練をさせました。お蔭で今では相手の口の動きを見てコミュニケーションがとれるようになっています。

 あゆみさんの小さい時の夢はCA(飛行機の客室乗務員)になることでした。しかし、耳の聞こえない自分では、お客様の安全を守ってあげることはできないと気付き、CAになる夢はすっかりあきらめていました。その後CAにはなれないかもしれないが、航空会社に入り夢だったCAさんを支える仕事ならできると考え、猛勉強し総務部に合格。小さい頃からの夢を見事叶えました。さらに数年後、自分と同じような障害を持った人達のために役立てる仕事がしたいと考え航空会社を退職し、今、障害を持った人達のための仕事をしています。あゆみさんは語学も身につけたいと考え、ニューヨークへ1年間留学し、特別の訓練も受け英語も身につけています。

 あゆみさんは「耳が聞こえなくても何でもやればできると思うし、挑戦することが大事」と話しています。彼女の話を聞いてていると勇気が湧いてきそうですね。中学生になる皆さん、障害を持ちながらもこうして頑張っているあゆみさんのような人がいることを時には思い出して下さい。きっと勇気や頑張る力が湧いてくると思いますよ。


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